【神楽坂】賃貸アパート・マンションにおけるペットの管理対策

足音や鳴き声が気になる

金魚やハムスターなど、水槽やかごの中で飼う生き物はあまり問題になりませんが、猫や犬、小鳥などの騒音トラブルはよくあります。特に夜行性の猫は夜中に走り回って遊ぶことがありますし、犬も飼い主が帰ってくると喜んではしゃぐことがあるでしょう。

散歩をさせたり、夜遅くならないうちにたっぷり遊んであげたりするなどの対応をすることで、音を立てる時間帯をずらすことができます。
高い所から飛び降りたり、ジャンプしたりする音は特に階下の部屋に響きますので、床には防音マットを敷くとよいでしょう。防音マットやカーペットなどを敷くことで、床に引っかき傷が付くのを防ぐことも可能です。

無駄吠えする犬や、明け方にさえずる小鳥がいる場合には、遮光カーテンを引き、鳴き声を立てても迷惑にならない時間まで暗くしておくことが有効な場合もあります。

共用スペースでのマナー

動物を飼っている人でも、犬は好きでも猫は苦手と感じたり、猫は好きでも犬には触れなかったりと、人によってペットへの思いは異なります。ペットを連れて共用スペースに出る場合には、リードにつなぐだけでなく、抱き上げたりキャリーに入れたりしましょう。

ペット同士の相性もありますので、他のペットには不用意に近づけないことも大切です。またペットの脱走にも気を付けて、他の部屋に入ってしまわないように注意しましょう。ベランダで遊ばせたり、ブラッシングなどを行う際には、抜け毛などが他の住人のベランダへ飛んでいかないように注意することも必要です。

においが気になる

一緒に暮らしていると慣れてしまうものですが、ペットのにおいには注意が必要です。排泄物はこまめに片づけ、清掃も頻繁に行いましょう。エサも長時間出したままにすると、においがこもってしまいますので、食べ終わったらふたをするか、片付けましょう。

どのペットなら飼っていいのかよく確認する

物件それぞれで飼育のルールが異なり、飼ってもいい動物の種類が決まっている場合もあります。既にペットを飼っていて、そのペットと一緒に入居したいという場合には、物件探しの段階で飼っている動物の飼育が可能なのかをよく確認しましょう。

ペット飼育に関する細則を確認しておく

一般的にペット可物件には飼育細則などがあります。「他の居住者に危害や鳴き声、悪臭などの迷惑を及ぼさない」というあいまいな内容の場合もあれば、動物の頭数、共用スペースでの振る舞いなどまで、細かく決められていることもあります。トラブルが起きた際の賠償責任にも触れられている場合もありますので、必ず目を通しましょう。

飼育委員会があれば参加する

その物件でペットを飼う人の自治会として、飼育委員会が設置されている物件もあります。飼育委員会はペットがトラブルの原因にならないような調整を行ったり、トラブルの解決のために活動していますので、積極的に参加するとよいでしょう。

防音措置を取る

ペット可物件の中には、騒音対策がしっかりされている物件もありますが、通常のアパートやマンションをペット可にした物件が多いのが現状です。特に床は音が響きやすく、傷もつきやすいので、遮音性の高い防音マットと通常のマットを組み合わせて敷くことをおすすめします。

衛生面にも気を付けて

においや抜け毛、排泄物などによるトラブルは、こまめなブラッシングや、お部屋の掃除で軽減します。特に排泄物の処理の仕方は物件によって異なりますので、よく確認しましょう。特に取り決めがない場合には、お住まいの自治体のルールに従うのが賢明です。